公開日: · 更新 · 株式会社貝友グローバル編集部 · 税務・ITIN  · 4分で読めます

ITINとは?対象要件・申請・失効・更新をIRS公式情報から解説

ITINの連邦税務上の目的、Form W-7、税務申告書または例外資料、本人確認書類、3年ルールと更新条件を整理します。

ITINとは

ITIN(Individual Taxpayer Identification Number)は、SSNを取得できない人にIRSが発行する米国連邦税務処理番号です。

ITINは身分証明書ではなく、就労資格、在留資格、社会保障給付の資格を与えません。銀行口座やクレジットカードの審査通過を保証する番号でもありません。

新規申請の基本要件

原則として、次の3つを提出します。

  1. Form W-7
  2. 有効な米国連邦税務申告書、またはIRSが定める例外要件を裏付ける資料
  3. 本人確認と外国人身分の証明

「米国の金融サービスを利用したい」という理由だけでは申請できません。詳細はIRSのITIN公式案内Form W-7 Instructionsで確認できます。

本人確認書類

パスポートは、本人確認と外国人身分の両方を証明できる主要書類です。IRSへ直接申請する場合は、原本または発行機関が認証したコピーが必要です。

CAAを利用すると、CAAが原本を確認し、条件を満たす場合はパスポート原本をIRSへ送らずに申請できます。ただし、単なる画像ファイルだけで本人確認が完了するとは限りません。確認方法を支払い前に担当CAAへ確認してください。

IRSの処理期間

IRSの標準案内は通常約7週間です。1月15日〜4月30日の繁忙期、または海外からの申請は約9〜11週間が目安です。追加資料の依頼などにより、さらにかかる場合があります。

失効に関する「3年ルール」

ITINが連続する3課税年度の連邦税務申告書で使用されなかった場合、そのITINは失効します。ITINを税務上再び使用する必要があるときに、更新手続きを確認します。

重要なのは、ITINを維持するためだけに、申告義務や適切な根拠のない「ゼロ申告」を行わないことです。申告の要否や内容は、事実関係に基づいて税務資格者へ確認してください。

ITINを取得した後

  • IRSから届いた通知を安全に保管する
  • 氏名や住所の変更がある場合は必要な手続きを確認する
  • 実際に連邦税務申告が必要な年は、適切な番号で申告する
  • 再び税務目的で必要になり、失効している場合は更新する

まとめ

ITIN申請は、最初に米国連邦税務上の目的を確認する手続きです。番号の取得を目的化せず、申請理由、添付資料、本人確認方法を確認してから進めましょう。

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